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東久留米市立下里中学校「起業体験学習」を実施

2022年度 6月~9月にて、東久留米市立下里中学校のキャリア学習の一環である職業体験学習の授業にて、東京ジャムとして講師をさせて頂きました。

授業では、コロナ禍により職場体験が難しいことから、学校内でクラスごとに「ジャム会社」を立ち上げる「起業体験学習」を、中学校として初めての試みとして企画されました。

学習は、企業の成り立ちや経営の概要を学ぶとともに、実際に商品を企画、製造、広報、そして商品の販売までを手掛ける内容となっており、東京ジャムでは、製造スタッフとともに、製造の実習の指導、原料の提供などを担当させていただきました。

ジャム製造では、会社内に「製造部」を立ち上げ、製造メンバーが調理室で初めてのジャム制作に励み、特に衛生面に注意しての瓶詰めなどを真剣に取り組みました。

各クラスの商品となるジャムの製造指導

広報、販売についても、担当の生徒たちが企画し、各クラスごとにオリジナリティある「ブルーベリージャム」「夏みかんマーマレード」「レインボーキウイジャム」を企画し、販売しました。

販売の様子は、以下の東久留米のふれあい情報サイト「くるくるちゃんねる」内に紹介されています。

https://www.kurukuru-ch.com/post/中学生の起業体験学習」探訪記-市立下里中学校

授業のまとめとして、学年生徒や保護者の方を前に経営報告会を開催され、原料の仕入れや各種経費と売上を比較しての経営収支や、各クラスの会社が目指す経営ビジョンを語るなど、中学2年生としては極めて実践的で意義のある発表をされていました。

起業体験学習の成果発表である「経営報告会」

キャリア学習の職業体験講座の講師として、1時間の講義で「仕事とは?」ということを伝えるのはとても難しいのですが、今回の学習では、生徒が自主的に企画、製造、広報、販売まで関わることで、実践を経て理解した「仕事」の学習となっており、アクティブラーニングの成果と感じました。

これからの生徒さんの未来に期待します。

マルエツ板橋南町店へ生産者グループによる出荷開始

2022年9月8日にオープンした「マルエツ板橋南町店」の東京野菜コーナーへ、東久留米の生産者グループの野菜の定期出荷を開始しました。

地産地消を推進する店舗の理念に対し、池袋の立地には近隣に農家が少ないことから、東京野菜の産地として東久留米から地場産野菜を定期出荷することで、東京の地産地消を推進するプログラムです。

やさいバス株式会社による、生産者と店舗、消費者をつなぐ配送ルート事業において、東京エリア初の取り組みとして実現しました。

東京ジャムでは「FRESH&LOCAL」ブランドの事業として、東久留米駅前の書店「野崎書林」内に直売所「野崎書林マルシェ」を開設するほか、都内イベント等への定期出店を行ってきましたが、今回の取り組みはその延長になる、東京都内の産地と消費地を直接つなぐ取り組みとなります。

東京から東京へ、新鮮を届けるローカルなしくみづくりが続きます。

マルエツ板橋南町店内の産直POP